2008年3月18日火曜日

お見舞い

 私は 『片町の三バカ大将』 を知っている。 その一人が私です。
あと二人のうち、Aと私は中学と高校が一緒。Bと私は高校が一緒です。
AとBは高校と大学が一緒です。また、Aと私の仕事の一部が同業です。
Bと私は同じ高校の相撲部、Aはその高校の応援団です。
早い話が、三色の花見団子をすり鉢で混ぜた様な間柄です。
 応援団のAは高校相撲金沢大会のあと、「なんじゃ不甲斐ない」とよく
文句を言っていた。 そのバチが会った訳でも無かろうが、去年から痩せ
てきた。 十二指腸が悪かったとの事で、治ったと言ってはいたが、夏に
会った時は、更に痩せていた。 私は 「病院替えろや!」 と言ったが、
すでに年を越した。
 2月に気になって、Aの店に行った。 店先に、北朝鮮の子供の様に
痩せたAが居た。 「明日、別の病院で検査入院や」 と言っていた。
Bに電話すると、「見舞いに行こう。でもお前一人で行くな!一緒に行こう」
と言われた。  結局、検査だけで病院には居なかった。
 3月に入って、ある飲食店の人が、「Aさん入院したよ。お袋さんも同じ
病院に入院しているんだって」 と言っていた。 へぇーっ 翌日Aに確認の
電話をした。 「お袋は上の階に居る。ともかく退屈だ!」と言っていた。
 Bと見舞いに行くことにした。 Bに電話した。 「おい、Aもお袋さんも
同じ病院に入院したって。 お前、お袋さんの所に見舞いに行け! 俺は
Aの所に見舞いに行く!!」 とワザと言った。 いつもの様に 「ハッハッ
ハッ」と黄門様よろしく笑うかと思いきや、 「だら言うとんなや~」と元気が
無い。 不思議に思っていると、「今日おやじが死んだがやぁ」 だって
「ありやぁー知らんこととは言え、バカ言ってすまん!!」
 お見舞いの話がお悔やみに変わった瞬間でした。 

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